フィンランド・デザイン @ サントリー美術館

先日、六本木ミッド・タウンにあるサントリー美術館で開催中の「森と湖の国 フィンランド・デザイン」に行ってまいりました!
この展覧会はフィンランドのガラス・デザインに焦点をあてていて、スウェーデン統治時代から始まり、今日までのフィンランドのガラス工芸品の歴史がたどれます。

幻想的なインスタレーションがお出迎え。
しんしんと映し出される映像は、派手にアピールすることなく、大自然を有し、凛としてかまえる、
懐の深いフィンランド、そしてこの展覧会のイメージにピッタリです。

ガラス工芸の歴史は古くありませんが、ヨーロッパ主流の豪華絢爛な装飾をそぎ落とし、機能的でシンプルな中に美を見出す作品たちに魅了されます。また、飽きることなく、現在でも多く日常で使われている作品も多く見られます。自分が北欧デザインに目覚めたのも、ヴェルサイユ宮殿のようなデコっとした装飾や、花や草木をモチーフにしたアール・ヌーヴォーに倦厭しがちなところがあるところから来ていると、この展覧会で改めて感じました(壁紙なら「 花柄よりも ストライプ、もしくは 無地」派です!?)。同じ自然をモチーフにしても、シンプルさが際立ちます。

 

今、朝食時にちょっとずつ読んでいる「世界の歴史と文化 北欧」(新潮社)で、北欧デザインについて触れています。
「もともとプロテスタント的禁欲主義が底流にある北欧各国の国民性自体が華美な装飾を嫌う機能主義を受け入れやすくしたともいわれる」
・・・  納得。このようなデザインは宗教的背景からの国民性も強く反映されているようです。日本でも高い人気があるのは、シンプルなデザインを好む人が増えてきているということですね(自分も含めて)
フランスやイタリアなどの私たち日本人がイメージするヨーロッパの国々のものと比べると、少々地味ですが、クールなものが好きな方なら楽しめる展覧会です!

フィンランドで長く続いているという「鳥」シリーズも数種類展示されています。
1羽だとかわいいですが、まとまると迫力あります・・・・。

 

ガラスでできたランプの展示もステキでした。

 

 

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